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2018年9月

2018年9月23日 (日)

シェイクスピア10『ヴェニスの商人』松岡和子訳・ちくま文庫読了

有名な小説。これは昔読んだ気がする。ユダヤ人シャイロックの悲劇。今に続く復讐譚だと思うと気が重い。シェイクスピアは相変わらず軽快に筆を進めているが・・・

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2018年9月11日 (火)

『FUNGI 菌類小説選集』第二コロニー読了

12の短編からなる。元々は第一コロニーと合わせて一冊の短編集らしい。キノコと黴の話。この第二コロニーで面白かったのは「やつらはまずブタを迎えに来る」怪奇アクション。「黒花の微塵」正統ラブクラフト調。「ど真ん中の怪物」怪作。「死者たちの夢見るところ」ぞくっとする。キノコの擬人化が多いのは「マタンゴ」のせいか。「ベルセルク」の妖獣にも男根ぽいのが多い気がするし、なにかキノコは陰湿なイメージもあるのかな。自分はあまりそう気にならないが、それより黴の方が嫌だな。ところで訳者の野村さんは「ミスカトニック大学」中退らしい。happy01

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2018年9月 6日 (木)

PKD原作「高い城の男」アマゾンビデオを観る

シーズン1,2合わせて1時間ほどのドラマが20巻。歴史改変SF。昔読んだ早川の銀背と内容が違うような。忘れてしまった。20時間ぐらい見て言うのもなんだけど、こんなにメロドラマで冗長だったっけ。とにかく私にとってジュリアナが全然魅力的じゃないんだよ。日本人もなんだかなぁ。PKDの原作だからつい最後まで見たというのが率直な感想。フィルムがワブ革の聖書の方が良かったのに。

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2018年9月 3日 (月)

『FUNGI 菌類小説選集』第一コロニー読了

11篇からなる黴・きのこ、酵母の怪奇小説集。第二コロニーもある。少し前に買ってこれは「マタンゴ」を先にみなくてはとDVDで「マタンゴ」を見て、ようやく第一コロニーを読み終えた。解説によるとホジソンの「夜の声」あたりがこの手の小説としての源流らしいが、たぶん読んでいると思うのだが、ホジソンは豚の話しか記憶にない。この小説集は結構面白い。お薦めは「タビー・マンガス、真菌デブっちょ」意匠陰毛細工師って。「咲き残りのサルビア」解説にあったが西部劇のような、「明日に向かって撃て」のような読後感。「白い手」架空きのこ辞典、とても詩的。「パルテンの巡礼者」こういう侵略ものがあったとは。「野生のキノコ」ポーランドのキノコ小説(「昼の家、夜の家」オルガトカルチュク)みたいなところもある。他のラブクラフト風のも楽しめた。   

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2018年9月 1日 (土)

『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』を観る

アマゾンでみた。PKDの10の短編をそれぞれもとにしたビデオ。今年の1月12日配信とある。全然知らなかった。3日間でシーズン1を見た。みんなほぼ満足。ディックのロボット、ミュータント、幻視、本物、偽物、体制に対する不信、愛が混載されていて満足。「クレイジー・ダイアモンド」はピンクフロイドでお前はシド・バレットかというセリフもあるから間違いないだろう。ディックと交遊があったのかしら。「父さんに似たもの」はあんなにフィニィの「盗まれた町」(ボディ・スナッチャー」に似ていたかしら。ともかく面白かった。シーズン2も希望。正直PKDのサンリオ文庫を出版次第読んでいた時が一番良かったな。

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