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2017年7月

2017年7月23日 (日)

『ドラゴン・ヴォランの部屋』レ・ファニュ傑作選を読む

5作品からなる。表題の「ドラゴン・ヴォランの部屋」は中編で、怪奇小説というより探偵小説風。主人公のお人好しが微笑ましい。あとの4篇も上品な古典的怪奇小説。上品なというのはキングのようなアクロバチックな豪快さではなく、過去の異変を伝え聞いたという体裁でのスタンダードという意味合い。読んでいて不快にならないけど、すぐ忘れてしまう。

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2017年7月 5日 (水)

マンガ(風雲児たち 幕末編 27,28,29・ベルセルク39・ハンターハンター34)を読む

1.『風雲児たち 幕末編 27,28,29』みなもと太郎
 あまり薩摩藩の連中は好きになれないな。なんでだろう。

2.『ベルセルク39』三浦健太郎
 あいたいひとがいるの 
 
続きが気になるので雑誌アニマルを買ったら、次回は今冬再開だって 

3.『ハンターハンター34』冨樫義博
 まさかのヒソカ、クロロ対決。
 
息子が先にネタばれしたせいで・・全く許せないな。

「リアル」はどうなった。

松本大洋はいまどうしている。

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『動物農場(新訳版)』ジョージ・オーウェル読了

山形浩生訳。というわけで読んでみた。山形浩生はレムに関する追悼文「感情なき宇宙的必然の中で:スタニスワフ・レムを読む」http://cruel.org/other/iclem.htmlなんかは考えさせられた。また沼野充義が「ソラリス」を新訳したとき、レヴューで非難してたような。当時絶版の「泰平ヨンの未来学会議」を某匿名掲示板で上げてたような。あとディックの新訳も出していたり。

前書きが長くなったが、読んだ結果、すごく面白い。ソ連のスターリニズム批判なんだろうが、同時に人民への批判も痛烈である。ボクサーは偉大だが、結局「理解」できず悲惨な最後を遂げる。豚は進歩史観に従い向上(堕落)し続ける。北斗の拳ではないが、「ブタはスローターハウスへ行け」(^-^;
『すべての動物は平等である。だが一部の動物は他よりもっと平等である。』原文(Wikiより):ALL ANIMALS ARE EQUAL
BUT SOME ANIMALS ARE MORE EQUAL THAN OTHERS.

山形浩生はこれを自分の言葉で言いたかったのかな。

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