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2017年5月15日 (月)

『プリズナー・オブ・パワー 囚われの惑星』2008を観る

ロシアのSF映画。ストルガツキー兄弟原作とある。「収容所惑星」か。これが早川のハードカバーで出された時、あからさまなソルジェニチンの「収容所群島」のパクリの題名に苦笑した記憶がある。この映画は原作よりも判り易くどちらかというと同じ著者の「神様はつらい」に近いような気もする。どちらにせよもう記憶は定かではないが。映画の方はエンタテイメント溢れる作品で面白かった。一般にストルガツキー兄弟の作品は難解と言われるが「ストーカー(路傍のピクニック)」や「蟻塚の中のかぶと虫」のように思想性とともに娯楽性の高い作品も多い。確かに群像社の作品は読みやすいとは言い難いがそれでも面白い。ストルガツキー兄弟は私の好きなSF作家のべスト5に入るので、懐かしかった。抑圧されていたソ連時代の方のSFが面白いのは皮肉だ。ペレーヴィンもっと頑張れ。

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