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2017年1月15日 (日)

『名前のない街 ロシア幻想短編集Ⅱ』A.Kトルストイ、V.オドエフスキー他

6篇の短編集。
・ヴルダラクの家族(A.Kトルストイ)吸血鬼の家族、スティーヴン・キングの「呪われた町」のような。実際、家族が吸血鬼になったらこうなるんだろうな。主人公の能天気なところがいい。
・吸血鬼(ステーチキン)題名とはちょっと違った吸血鬼もの。人間はみんなそういう資質を持っている。
・名前のない街(オドエフスキー)功利主義の街が滅びさるまで。
・ザラ王女(グミーリョフ)アフリカが舞台の御伽噺。あまりにも男が悲しすぎる。
・乾杯(クプーリン)革命の熱き血潮
・生ける家具(ゾズーリャ)やはり「家畜人ヤプー」や平野仁の「青春の尻尾」を思い出す。

初版第2刷になっていた。売れ行きがいいのは喜ばしい。

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