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2013年3月15日 (金)

『もうひとつの街』ミハル・アイヴァスを読む

チェコの小説。正直言ってこの本の帯の惹句ほどの小説とは思えない。東欧の小説集「時間はだれも待ってくれない」に一部載っていて、その時はラブクラフトかと思ったが、全話読むと一番近いのは「不思議の国のアリス」でルイス・キャロルの方が面白いが。あとエリアーデの「ムントゥリャサ通りで」、「ホーニヒベルガー博士」とか。それとチェコでは傑作SF映画の「アキュムレーター1」(なぜか2にはお目にかかっていない。)ということで、私の中ではそれほどの小説ではないと思う。ただ図書館での主人公の苦闘は諸星大二郎の「栞と紙魚子」シリーズの『古本地獄屋敷』 を思い出してしまった。

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