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2013年2月 6日 (水)

マンタム『がらくたからたから』読了

諸星大二郎の推薦文に惹かれて読んだ。マンタム氏はXXXXな人です。とある。読み終えたあとの感想は、マンタム氏は「超真面目」な人です。古道具屋について丁寧に書いてある。結局、古道具屋とは「モノ」と「人」との関わり合いを仲介するもので、そこには「モノ」に対するマニアックな愛情を理解できる感性がなければならないと言っていると思う。本の出だしにあった職業遍歴の中のストリップ小屋の「蒲団敷き」の考察は秀逸だ。なぜ本の著者紹介の中に載せなかったのだろう。淡々と蒲団を敷く光景は確かに今でも瞼に焼きついている。昔の漫画で、若者が親から勘当かなんかされて、外人ストリッパーのヒモみたくなり、蒲団敷きをする、そのときの外人は妙に華やいでみえたが、勘当が解けて若者が去ったとき、急に老け込んでしまう。だれが作者か判らないが、そんな漫画を思い出してしまった。多分マンタム氏なら蒲団敷きにも真面目に取り組み、踊り子にも真剣に付き合ったのだろう。

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