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2012年10月 3日 (水)

『マインズ・アイ』下巻1992 編著ホフスタッター、デネット

やはりレムとかルディ・ラッカーとかSFの方が面白い。レムの2編は以前読んだことがある。『フェッセデンの宇宙』とか『サンドキングス』の思索版みたいな。あとスマリヤンの『ある不幸な二元論者の話』は自分のことかと思った。いろいろと自分について考えさせられる本だった。あとがきによると元々は1981年発行の全訳版ということで、この時点で11年たっている。その間の参考図書も数多くあげられている。それから20年たった。進歩はかなりあったんだろうが、意識をもった人工知能はまだ現れていない(と思う)。自分は何なのか訳が分からなくなる。みんな勘違いか、他人の意識か、プログラムされたものなのか確証はない。たまにはこんな本を読むのもボケ防止にいいかも知れない。マインズ・アイは装丁から勝手に「心の眼」だと思っていたら原題は「The Mind's I」だった。著者によれば「The Mind is I」とも読めるとある。当然心の眼も掛けてあるらしい。いずれにせよ、自分とはなんなんだろう?

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