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2012年3月12日 (月)

カルペンティエール『バロック協奏曲』を読む

これもサンリオ文庫。メキシコの音楽好きの主人公が黒人とスペインでヴィヴァルディとヘンデルとスカルラッティと白熱の競演をする。音楽の素養のない音痴の私には殆ど理解できない。黒人のフィロメーノは最後にルイ・アームストロングを聞きに行く。主人公は西欧に幻滅しメキシコに帰る。私には難しすぎた本だが、混沌とした中の熱狂と誠実さが好きだ。仮面と真実。トマス・ピンチョンの重力の虹なんかもこんな感じだった。

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