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2011年9月26日 (月)

カフカ『アメリカ』読了

角川版。え、カフカってこんな小説家だっけという感じ。高校の時長編『城』と短編『変身』『断食芸人』読んだきりだから。この少年のポジティブさがいい。話の展開が訳わからんし、だけどぐいぐい読ませる。最後のオクラホマ野外劇場もなんか胡散臭い。デイズニーのピノキオのコニーアイランドみたい気もするし、川の水が列車を濡らすなんてスプラッシュ・マウンテンじゃないか。そういう点でも確かにアメリカだ。城・審判・アメリカで孤独3部作というらしい。この『アメリカ』のカールは孤独かな。この本が書かれた1910年代はそうかも知れないが、現代においてみると、十分生身の人間との係わりが多いと思う。その内『審判』を読もう。

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