« イエールジ・コジンスキー『異端の鳥』 | トップページ | 『ベルセルク』36 »

2011年9月12日 (月)

『遊星ハグルマ装置』朱川湊人・笹公人

諸星大二郎の表紙で買う。ネットで掲載されていた。この本は厚いが軽い。持ち運びには良いが。笹公人の短歌と朱川湊人のショート小説が微妙にリンクされているけど、笹の短歌の刹那的、もう詠まれた瞬間に過去のもの、忘れられた言葉になるという儚さ。朱川湊人の何か懐かしいような郷愁を帯びた世界。これもはっきりベクトルが過去に向っている。諸星大二郎の絵はうまいな。そんな著者二人の思いをきれいに掬い取っている感じだ。それともネットで初めからイラスト書いていたから二人が影響されたかも。できれば挿絵も入れて欲しかった。

|

« イエールジ・コジンスキー『異端の鳥』 | トップページ | 『ベルセルク』36 »