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2011年7月 6日 (水)

PKD『アジャストメント』を読む

フィリップ・K・ディック、通ぶってPKDと書く。初訳の一篇を除き以前読んだものなのに全然憶えていないのに愕然。自分は本当に以前の自分なのだろうか。確かにサンリオの短編集4巻も書棚にあるし、悪夢機械も、ハードカバーのパーマー・エルドリッチも火星のタイムスリップも(文庫本だった)ある。もう「こわくずれてしまえ」のようにくずれ始めているのだろう。だけどディックは面白い。多分以前なら「ウーブ」あたりが好みだったと思うが、今回は「凍った旅」が良かった。この船の善良さ。この主人公の善良さが身に沁みる。最初の船の人間には必ず良い思い出があるという思いこみ。最後の別れた妻との再会時の時間飛行士のような疲労。ディックはいいな。『ペイチェック』も買ってある。これは初訳がない・・・新訳の『ドクターブラッドマネー』『スキャナー・ダークリー』も買ったまま。長編ではサンリオの『暗闇のスキャナー』が一番好きだった。『ブラッドマネー博士』も面白かった。またディック読み始めるか。

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