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2011年6月23日 (木)

『虐げられた者の宗教』ランテルナーリ読み始め

Photo 良書。アマゾンにも表紙の画像がないので載せる。副題〔近代メシア運動の研究〕白人支配化に置かれた土着民族の抵抗。土地、財産を奪った上、文化的基盤である土俗宗教まで葬ろうというキリスト教ミッション。アフリカにおいてはキリスト教との混淆により黒人の神が出現し「父と、シモン・キンバングとアンドレ・マツアの御名において」と異端的な三位一体を唱える。弾圧を受けながらも衰えない。アメリカにおいては「南北アメリカの植民地政府が行った土着民根絶政策のなかでも、北米インディアンほど悲劇的な次元に達したところはどこにもなかった。」と記されている。そのなかで、ペヨーテを聖書代わりに取り入れて過酷なインディアン局の弾圧をうけながら「汎インディアン運動まで持っていく。その間、死者が復活し白人もいなくなるというゴースト・ダンス運動は弾圧を受け廃れていく。まだ途中でうまく要約できてないが、凄い本だ。1960年にイタリアで出版され、日本で1976年に初版2500部翻訳刊行されている。

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