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2011年5月

2011年5月30日 (月)

『宇宙戦争』1953を観る。

これも500円の廉価版。H.G.ウェルズ原作(1898)の映画化。良く出来ていると思う。この未知との遭遇、原作の方だが、なかったらレムのSFも生まれなかったかも知れない。ソラリス、エデン、無敵所詮人間の理解できぬ存在。ここまで直球の世界観はそれまでなかったろう。ウェルズは山形浩生氏いうところの人間嫌いのレムの形成にかなり影響を与えたに違いない。映画では少しウェットになっているが。特撮も充分だろう。ただ原爆対策はお粗末で能天気な所が見える。今だから気になるんだろうが。

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2011年5月28日 (土)

イタリア映画『自転車泥棒』1948を観る

500円廉価版DVDを観た。名作と言われる映画。貧乏自慢じゃないけど、自分の子供の頃も貧しかった。貧乏人の子沢山だったし。我が家では、自家製の大豆を煮出してチクロかなんかで甘く味付けしたのを、自転車で兄が豆腐売りみたく、毎朝売りに出ていた。兄も高校ぐらいだったろ。そんな時代でも自転車には鍵があったな。イタリアはラテン系で大雑把なのか。親子の愛は感じられるが、あの親父は子供に一生負い目が出来るだろうな。あの子にとっても傷になるだろう。それともこれは日本人的感覚なのかな。うちの親父は貧乏だったし、そんなに自分と遊んでくれた訳でもないが、明治生まれだけあって男ぽかったな。近所の不良たちが家の前で普通の子に喧嘩を吹っかけた時は、すぐ飛んでいって不良たちを怒鳴りつけて救ってやった。自分にとってはその時の親父は格好よかった。兄姉の父の評価はまた違うんだけど。結局、自転車泥棒は自分の子供の頃の貧乏時代を思い出させるから、あまり好きになれないのかも知れない。という訳でこの映画の評価は、私的にはそれほど高くない。

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2011年5月17日 (火)

ジェームズ・カーカップとヤードバーズとジョン・ル・カレ

今、ビートルズを聴きながら対訳の『ビートルズ全詩集』を読んでいる。というのも、衝動的に秋山直樹の『ビートルズ英語読解ガイド』と『ビートルズ作品読解ガイド』を買ってしまったからだ。面白そうだけど、歌詞が全部載っていない。それで内田久美子の対訳本を買うはめになった。全部読みきっていない。それでも懐かしい。「ペニーレイン」http://www.youtube.com/watch?v=_hIV7jwLXt8英国の詩人ジェームズ・カーカップ(一昨年亡くなられたらしい)が「私はアメリカを発見した」の中でイギリスの銀行マン(紳士だったか)は傘を持ち歩くが絶対ささない、降る雨を隙間を歩くと書いていたと思う。Very  Strange。ジョージ・ハリソンが税金に怒ってつくった「タックスマン」。すっかり忘れていたヤードバーズの「Tinker Tailor Soldier Sailor」http://www.youtube.com/watch?v=hs42sJZR8D0 を思い出した。ついでにジョン・ル・カレの「ティンカー・テーラー・ソルジャー・スパイ」も。ル・カレのこのシリーズ面白かったなぁ。色んなことが頭の底から出てくる。

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2011年5月 8日 (日)

団鬼六氏とストリップ

団鬼六さんが亡くなったらしい。雑誌で断片的に読んだぐらいで、全編とおしての本は読んだことはない。ただ若い頃ストリップ小屋で中年の夫婦がSMショーをやっていて、この緊縛は団先生直伝ですと言っていた。とても真面目なSMで、なぜか観客もシーンとしてしまって、妙に記憶に残っている。

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