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2010年11月18日 (木)

イルカ勲章

「サターンの時代」でイルカ勲章(無重力セックスのこと)が出てくる。それで少し調べた。もともとは1961年のアメリカのグリーンバンクにある米国立電波天文台で開かれた「地球外の知的生命」に関する会議、通称グリーンバンク会議から生まれたものらしい。そこにイルカの言葉の専門家J・C・リリーがいたので、会議のメンバーがふざけて「イルカ勲章 Order of the Dolphin」を制定したらしい。会議の最中にメルビン・カルビンがノーベル賞を受賞し古代ギリシャの金貨のイルカの模様をかたどったメダルを会議者全員に配った。(「われわれは孤独ではない」ウォルター・サリバン 早川書房から)メルビン・カルビンが昔、来日して講演聞いたような気がするけど、自信がない。ボケてるなぁ。で、それと無重力セックスがどう結びつくかは、はっきりしない。多分、無重力セックスが可能ならば、イルカのセックス(YouTubeでは4頭が戯れていた)と似たようなものだろうと意見もあるみたいだから、物語の彼等に「イルカ勲章」とタブロイド誌かなんかが揶揄して授与したのかも知れない。話はまた変わるが先に引用したサリバンの本にソ連のシコロフスキーが出てくる。これは「主任設計者」の影の主人公じゃないか。驚いた。確かに我々は孤独ではない。

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