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2010年10月25日 (月)

『高丘親王航海記』読み始め

表紙の裏の見開き地図が夢をかきたてる。なんか西遊記みたい。わくわくする。”吐きちらされたことばはたちまち風に吹きとばされて、物質のように切れ切れに海の上をころがって行った。”ウーン、文学だな。この年になって澁澤龍彦を読むとは思わなかった。

ところで昨日のボクシング、西岡は本当に強いな。モンティエル戦、実現して欲しい。相手は頑丈だった。人も良さそうだ。アナウンサーも紹介で清掃員でブルーカラーだと言ってたが、最後の頃は興奮して労働者階級って言ってたな。イギリスは思い切り階級社会だからブルーカラーよりも相応しい言い方だろう。労働者階級の作家、アラン・シリトーの『長距離走者の孤独』の怒り、『土曜日の夜と日曜の朝』のけだるさ、『フランキー・ブラーの没落』の虚無、ああシリトーも今年亡くなったんだな。

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