« ハルムスの卑猥さ | トップページ | 「水仙の幻想」 »

2010年9月 6日 (月)

『ズディグル アブルル―ハルムス100話』読了

正確には101話。ハルムスって変態だな。スターリン時代でなくても、戦前の日本なら発禁、江戸時代でも手鎖だ。スターリンの世界に対する鬱屈した思いがあるのかな。しかしリードチカの話のペドっぽさは厭だ。本当に子供ぎらいなのか。もちろん老婆も嫌いなんだろう。みんな転落し墜落し堕落する。あとこの本の訳は少し読みにくい。なんてのいうのかな生硬な感じ。他の2冊はブルーノート、青いノート、ここでは水色の帳面。囹圄なんてわざわざ使わなくとも、まあ勉強になるけど。ただ感心したのは訳者あとがきがないこと。未知谷らしい。

|

« ハルムスの卑猥さ | トップページ | 「水仙の幻想」 »